◇オールアンカー … 正式には「芯棒打込み式おねじタイプ(あと施工アンカー)」
コンクリートに穴開け後、本体を挿入し、ハンマーで上部の芯棒を叩いて打ち込んで
拡張部を開いて固定する。
尚、通称として「芯棒打込み式おねじタイプ」が「オールアンカー」と呼称されているが、
実際は「オールアンカー」とはサンコーテクノ㈱が商標登録している「製品名」であり、
実際には「オールアンカーCタイプ」が「オールアンカー」と呼称されている場合が多い。
同等品としてはハイアンカー、ルーティーアンカー(Cタイプ)、タイトアンカー等がある。
☆材質は、オールステンレス製(SUS304)です。
※注意!!
磁性について
・ステンレス鋼は鉄を主成分とし、これに約12%以上のクロム(Cr)を含み更に必要に応じてニッケル(Ni)やその他の元素を配合添加して作られる合金鋼です。
・ステンレスは鉄を主成分としながら鉄の持つ弱点が改良され特に美観、強度、耐食性、耐衝撃性及び加工性などの点で鉄よりも優れた特性を備えています。
・SUS304は18Cr-8Niで、オーステナイト系に属するもので一般建材用に使用されている代表的な鋼種です。
・SUS304は、Cr-Niの成分バランスからみて安定オーステナイト鋼ではなく準安定オーステナイト鋼の部類に属するものであります。
・従って準安定オーステナイト鋼であるSUS304は種々の冷間圧延などの加工を加えると
磁性を持つことがあります。
・即ち成分的にはJIS規格を充分満足しているものでも強度の冷間加工が行われた製品には
磁性があります。
これは冷間加工することにより金属の結晶構造が一部変化して(準安定オーステナイト組織の一部が変態して、マルテンサイト組織になる)磁性を持つことになる訳です。
・SUS304はJISの化学成分規格を充分満足しているものであっても冷間加工を施す事によって磁性を持つ事になります
・従って、その冷間加工度が増すにつれ、磁性も増し磁石で感ずるようになるわけです。
【サイズ表】
【梱包】:袋詰
※こちらの商品は、1本から販売致します。